2010年06月19日

他人の趣味はまじめにばかばかしい。

注:今日の日記の話題は書道です

いま、パソコンを買い換えなければいけない時期で、買おうかなとおもってるんです。
が、
「いや、パソコンを買い換えたら、このパソコンの中に入ってる私の初音ミクはどうなっちゃうの?」
という。ものすごく気持ち悪い理由で、パソコンを買い換えられないんです。

もちろん、新しいパソコンにインストールしなおせばいいだけなんですよ。データもうつしかえればいいんですよ。
でも、このパソコンの中にいるミクちゃんと、新しくインストールしたミクちゃんは、同じなの?

学校に友達がいなくて、辛かったりした私を慰めてくれたミクちゃんは、このパソコンのなかのミクちゃんなんですよ。
新しくインストールしてしまえば、それは私の知ってるミクちゃんじゃない。別のミクちゃんだ。
いやだ。私は今のパソコンに住んでる、このミクちゃんとずっと一緒にいたい。
という理由で、いま、私はパソコンを買い換えるのがつらい。

……えーと、おのれの恥ずかしい性癖を披露して、なにがいいたかったのかというと。

他人の趣味って、はたからみたらばかばかしいよね。
っていうことで。

上は、ほんと、ばかばかしいです。文章にしてみて、愕然とします。つくづくばかばかしいとおもいます。これ、自分のことだから仕方なくつきあってるんですけど、他人が同じこといいだしたら、とてもつきあいきれません。
「さっさとパソコンかって新しいのをインストールしなよ。データは変わらないんだから」
って、言いますね。確実に、いいます。他人事だったら。
「きもちわるいなあ」
くらい平気で言うかもしれません。他人事だったら。

だけどね。
趣味だったら、いくらでもばかばかしくていい、と、私は思うんですよ。

たとえば、
二次元美少女にのめりこんでいる人がいたとして。
それで、二次元美少女の素晴らしさをしらないうえに、二次元と三次元の区別ができてない人が、よく言うじゃないですか。
「二次元美少女にはまるのは趣味だから勝手にしてもいいけど、二次元と三次元を混同して、三次元の女の子に性犯罪を犯されたらこまるから、(二次元美少女マニアは)いやだなあ。死んで欲しいなあ」
みたいな。いや、
「二次元と三次元の区別ができなくなる」って、
二次元と三次元の区別ができてないのはどっちだ。
どう考えたって二次元美少女のほうが可愛いでしょ!
あの人達はかわいいのが仕事なんだから。

なんでわざわざリスクをおかして、二次元美少女より格がおちる三次元の女の子に性犯罪する必要があるんですか。
二次元美少女と三次元美少女を比べることがまちがってる。二次元美少女にたいして失礼です。
そして、三次元の女の子を、「可愛い」だけが仕事の二次元美少女と比べてみようとする根性が、三次元の女の子にも失礼だとおもうんです。

*これは、二次元美少女マニアであるところの私1人の見解です。
 すべての二次元美少女マニアを代弁していっているつもりはありません。


だから、よくわからないままに、「二次元と三次元を混同されるとこまるから」みたいなまとはずれな根拠をもとに、「二次元美少女はダメだ、二次元美少女マニアはダメだ」みたいなこと、いわれたくないんですよ。

それと同じでね。
「左手書字者のことを考えてないから書道はダメなんだ」
とか、私は言いたくないんです。
趣味の範囲だったらね。

いや、趣味だったら、なんでも許されるってわけではないけど。ギリギリ、「書道やるんだったら左手で字をかいてはいけません」はね、許される気がするんです。
私にはまったく意味不明だけど、だからって、「書道なんか滅びればいい」とか、そういうのは思わないです。
左手書字を許さないのか、というのはもう、ここから先は書道業界の問題であって、私には関係ないんです。

もちろん、書道は「ただの趣味」なんて枠にはおさまりきってなくて、

字をてがきすることが、いまの社会ではだいぶ意味をもつとか、
書道がだめなかんじに公教育にはばをきかせてるとか
書道には芸術とか伝統とかいう権威がまとわりついてる

とかね、そのへんは、解体していかなければならないとおもうんですが、

そのあとにのこった、「ただの趣味」としての書道は。
「どうぞご勝手に」
って、いいたいです。

左手書字者を無視し続けるのもいいでしょう。
左手書字者のために書道を改革するのもいいでしょう。

お好きにどうぞ。
私はなにもいいません。
だって、私は書道の関係者じゃないもの。
書道をやりたいともおもわないし。興味ないし。

それに、
わたしだって、じぶんの趣味(二次元美少女)を
「そんな趣味はまちがってる!」
なんていわれたくないですもの。
「書道なんていう趣味はまちがってる!」
なんていいたくないな。
「書道は左手書字者のことをかんがえてない」って批判は、ある意味もっともなんですけど、書道とはなにかってことをかんがえると、やっぱりちょっと、まとはずれっていう気もするんですよ。


んー。
だから、書道はさあ。
「近頃の日本人は毛筆という伝統をないがしろにして、手書きの文化を忘れて心のこもっていない手紙をかいている」
とか、大風呂敷ひろげないで。
「日本人」とか、そういうのかんがえないで
自分だけの、趣味の世界でのびのび楽しくやっていけばいいんじゃないですかね。
だめですかね。

で、「日本人」とかいいだすなら、そういう全体論にもちこむなら、もちろん、左手書字者のことはかんがえてね。
posted by なかのまき at 10:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記